佐々木整形外科では院長が中心となって針治療を実施しています。
院長先生の針治療歴は20年弱です。前埼玉医大ペインクリニック教授、故松本勲先生に師事しました。
針治療法の具体的な方法は灸頭針法です。本法は艾(もぐさ)を針の頭にのせ燃焼させる方法です。
整形外科領域の手術後や骨折後の様々な症状の治療に応用し、外来では、腰痛・膝痛・上肢痛・坐骨神経痛の治療に灸頭針法を用いてきました。
針の頭に艾を乗せ 艾に火をつけて 燃焼させました
灸頭針法は、針と介し艾燃焼の熱を筋肉に伝えることで、病的に短縮した筋を速やかに正常な長さに戻す作用があります。作業が煩雑で火災や火傷の危険性がありますが、単純に針を刺入するだけの方法や電気を流す方法よりも筋に対し有用であると判断しています。