佐々木整形外科治療例

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  腰痛があり、他院でブロック注射を受けるがよくならない

60歳 女性 

  痛み部位

図1

     腰痛(臀部痛)です。

簡単な経過

 2週間ほど前、他院でトリガーポントブロック注射を受けましたが、軽快しませんでした。

初回治療内容

 西洋医学的診察を実施の上、体幹診断を行い、圧痛部位を確認し、針治療・トリガーポイントブロックを実施しました。

 治療直後より症状が軽快しました。 

 翌日再診としました。

 

再診時の状態 再診1回目

 患者さんの申告内容です。  

感想1

 順調に症状が軽減し、痛みは半分以下になり、痛み止めの座薬も不要になったようです。

 トリガーポイントブロックの効果をあげるには、診察が非常に重要です。どの部位にどの様にどの程度打つかは、医療機関で大きな差があります。この点も、筋肉治療全般だけでなく、トリガーポイントブロック治療の難しい点です。

  再度、トリガーポイントブロック、針治療を実施しました。

  患者さんの当院の治療結果についての感想です。

感想2

 歩行が楽になると日常生活動作すべてが改善します。

  患者さんの当院の治療内容についての感想です。

感想5

 トリガーポントブロックだけではなく針治療も加えることで様々な動作が楽になり回復も非常に早い印象です。針治療についてはトリガーポイントブロックではとどかない深部の筋をターゲットに治療することができます。そして、治療の微調整も容易です。
 針治療を行っていると、筋の障害にはトリガーポイントブロックで良くなる症状から、何種類かの障害があることが分かってきます。それぞれの病態に応じて針治療・ストレッチなどいくつかの小さな治療法を使い分けています。

 しかし、この点も治療結果や体質に個人差があることはご承知おき下さい。

 当院では体質の悪い方には食事療法も勧めています。

 

  

再診時の状態 2回目の再診時

初回治療後1ヵ月の患者さんの治療内容についての感想です。

感想3

 針治療後一時的に症状が悪化することがありますが、

 治るための一過性のものであり、心配する必要はありません。体全体の筋肉のバランスが変化することがその理由であると今のところ考えています。

 本例のように、発症後経過の短い症例では、中高年者であっても数回の治療でほとんど治ってしまうことが多いです。

 これらの点も西洋医学的診察をベースに十分診察した上で筋肉の症状と診断し、筋肉治療を行っているからこそ良い結果が得られていることをご承知おきください。