佐々木整形外科治療例

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  4週前からの首の痛み、頭痛吐き気を伴う

38歳 女性

  痛み部位

図1

簡単な経過

  4週前からの首の痛み、頭痛吐き気を伴う。

  整骨院でマッサージ針、整形外科でレントゲン、耳鼻科でめまい聴力検査実施した。症状が軽快  しない。

  当院受診しました。

初回治療内容

 西洋医学的診察を行いましたが、特に問題はありませんでした。レントゲンも問題なし。

 全身の状態をよくするため体幹ストレッチで姿勢を整えました。

 さらに、トリガーポイントブロック、針治療実施しました。

 治療直後より症状が軽快しました。 

 

 

 

 再診時の状態 再診1回目

 初診後4日目です。患者さんの申告内容です。  

感想1

  治療直後は首が重かったようですが、症状が半減したようです。

  本日の治療希望部位は

感想3

  通常の整形外科でこのような症状を訴えると精神的な問題と評価されますが、佐々木整形外科 では、非常に参考になる意見、つまり治療のヒントにしています。

  本日の状態に合わせ、体幹ストレッチと針治療、トリガーポイントブロックを実施しました。

 

  患者さんの当院の治療結果についての感想です。

感想2

  体幹ストレッチを行うということは、体全体のバランスを整えるということです。

  つまり首だけではなく、体全体を整える、つまり根本をいい状態にするのです。

 

  

再診時の状態 再診2回目

 初診後一週です。患者さんの申告内容です。  

感想4

  症状が半減のままですが、動作がよくなったり、良い時間が長くなることが多いのです。

  本日の治療希望部位は

治療2

  引っ張られる感じは筋肉の症状であることが多いですし、めまいや耳鳴りなどの耳鼻科的症状も 当院の針治療・体幹ストレッチで良くなることが多いです。

  体幹診断の上、体幹ストレッチと針治療を実施しました。

 

  患者さんの当院の治療結果についての感想です。

感想5

  悪い範囲が狭くなってきていることが良く分かります。自己評価は5割軽減でも内容は日々変化 するのです。

  痛み部位

図2

大腿にも症状がでることがあります。 無論ここも重要な治療点です

 再診時の状態 再診5回目

 初診後2週です。患者さんの申告内容です。  

感想5

  症状には、まだ波がありますが、残った症状は、2割以下のようです。

 

  筋肉からの症状は変化するのが当然であると考えています。動く症状を追い詰め、消して行くとい うイメージの治療法を当院では行っています。

  しかし、動作やストレスや食事によってはまた症状が悪化することもあるのです。日々の刺激で変 化するのですから、病状もその刺激に左右されて当然のことと思います。ヒトは生きているのですか ら、治る力と悪化する力の合わせた結果が症状として現れるのです。

  当然の如く、今回の状態にあわせ、体幹ストレッチと針治療を実施しました。

 

  患者さんの感想です。

感想7

  現症状とは無関係と思われる部位の治療が実は非常に重要なのです。

  治療する側とされる側の信頼関係が構築されると、治ったも同然です。

  本例は、計8回治療を行いました。1割ほどの症状は残りましたが、現在は、経過観察中です。